2013年6月10日月曜日

第2回福岡ポエイチに出展してきたのですよ

おはようございます。
ネットとリアルの狭間を漂う山田です。

昨日、2013年6月9日(日)に、
第2回福岡ポエイチに参加出展してきました。



福岡市の歓楽街、中洲のすぐ近くにある
「冷泉荘」というリノベーションミュージアムで開催されました。



中洲!
大都会!
(個人的主観)

リノベーションミュージアム冷泉荘

昭和のレトロビルを
リノベーションしたミュージアム。
雰囲気ありあり。



















同人誌即売会は販売どころか
買いにいったことすらなくて、右も左も分かりません。
頑張ってブースを作ってみました。


出展物は
てきすぽどーじん 6号』
『きた★たん 北九州市短編・掌編集』
ロクコの集合


栗見鳴さんの教え
「黒い布は本が高級に見える」
に従ってみました。









調子にのってこんなPOPまで作りました。
いしたにまさきさんにご快諾いただき
大感謝。





















なんだかもういろんなことがあって、
とてもまとめきれないので
箇条書きにしてみます。



kindle端末を展示してみた。多くの人が手にとって興味を持ってくれた。電子ペーパーの質感は本好きさんにも好まれる。

西瓜鯨油社牟礼鯨さんがブースに来てくれて、動転して「kindle触っていきませんか」とか言ってしまった。「普通に持ってるし」と返された。そらそうだ。『ダイレクト文藝マガジン011号』でご一緒してるし、そもそも高速バスの中で、牟礼鯨さんの本を読みながら来たのだし。

●隣のブースはマッチョなアロハの二人組。立ち読み処あかつきさんだった。クッキーを分けて貰った。ごちそうさまでした。

廣川ヒロトさんが遊びにきてくれた。想像してたまんまの人だった。牟礼鯨さんは想像していたのと真逆だった。

●ポエイチ(ポエム市場)なだけあって、詩が求められている印象。本を手にとって「詩じゃないんですね」と言われるお客さんが数人いた。

●北九州市を舞台にした短編集は、「私も北九州市なんですよ」と買ってくれる人が多かった。完売した。

●お客さんが途絶えない。そして一つ一つのブースをすごく丁寧に見ていく。会話や作品に対する質問もとても多い。

ぱん屋のぺったんさんの黒ゴマあんぱんが美味しかった。黒あんかと思ったら、白あんに黒ゴマが練り込んである。


























●詩の本はレイアウトや装丁や写真が素敵なものが多くて、本という体裁が一つのアート作品になっていた。紙や印刷に凝った詩集は高価でもわりと売れる。隣のあかつきさんの詩集も、一冊3000円なのに結構売れていた。和紙に印刷された素敵な本だった。

ヤリタミサコさんの詩の朗読パフォーマンスが楽しかった。会場のみんなでカエルになった。一体感! サイン欲しかったけどヘタレなので行けなかった。

●「買いたい」と思う本がたくさんあった。お財布が許すならもっと買いたかった。


←戦利品
(購入した本と頂いた本)
















●詩だけではなく、もちろん小説も売っているのだけれど、『歯車式計算機・クルタ』のマニュアルを作って売っている方がいて、お話があまりに面白いので買ってしまった。 計算機を触らせていただいた。オークションで探そうかなと思ってしまうほどのセールストーク。

●終了後の交流会で飲み物が揃わず、なかなか乾杯できなかった。牟礼鯨さんと高村暦さんが、「まだ座席も取ってない!」と、大慌てて飲んで食べて風のように飛行機で帰っていった。

●廣川ヒロトさんの女子力が異様に高かった。私がぼさっとしているうちに、みんなにお酌をして回ったり、もつ鍋を取り分けてくれたり。

●廣川さんと「我々は忌川タツヤファンクラブか」ってくらい、忌川タツヤさんの話をした。

●帰りの高速バスでコーヒーこぼした。セブン-イレブンのアイスコーヒーは超うまい。


まだ書き忘れたことがたくさんあるような気がするのですが、
とりあえずこんな感じで。
思い出したら追記するかも知れません。


ともかく狭い会場なのですが、
だからこその濃密な距離感があり、
お客さんも、各ブースのみなさんも、スタッフさんも、
全員含めて「ポエイチ」という一つのサークルになったみたいな、
そんな不思議なイベントでした。